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インフラってどんな業界?
『インフラ』という言葉は〝インフラストラクチャー〟の略称で、産業や生活を支えている社会基盤(電気・水道・ガス・道路・交通・通信等)のことを示しています。それらを支える仕事として、土木作業員、上下水道工事業者、電気工事業者などがあります。日々の暮しには欠かせない基盤を守り、さらに豊かにする仕事であることから、非常に大切な業種といえます。

どんな仕事があるの?

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- 土木作業員
- 河川の整備やダム・トンネルの建設といった土木工事の施工及び実作業を行います。各現場では資材の搬入から加工・仕上げまでの作業などを行います。現場によっては地形の加工や地盤の造成のため各種工作機械や大型特殊車両の操作を扱うことも。
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- 上下水道工事業者
- 浄水場から家庭や居住施設等に生活用水を送るため、給水管などの設置や点検を行う上水道工事と、汚水を安全に処理施設に送るため、排水設備の設置や点検などを行う下水道工事があります。ライフラインを守る重要な仕事です。
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- 電気工事業者
- 電気に関連する設備などの設置や点検などを行います。電気に関する多様な知識と専門的な技術が求められ、自身の仕事の幅を広げるためにも国家資格の「電気工事士(第一種・第二種)」などの資格取得も目指すとよいでしょう。
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- ガス内管工事士
- 建物内でガスの供給を行うための設備設置、配管、改修、修繕などを行います。業務を行うには資格が必要で、資格によって扱えるガスの種類や作業の範囲が異なります。 また、資格以外にもガス事業者からの認定を受ける必要があります。